思考の足あと~Andanteで進もう~

小学校教員。国語、視聴覚、情報、図工、生徒指導。4人の子供を育てながら、料理時々コントラバス。努力なくして成功なし!〜The only time success comes before work is in the dictionary.〜

子どもと時間をつぶす

 妻が自宅を仕事場にしているので、週末は3歳の息子と1歳の娘の二人を連れてよく外出している。今日は午後に外に出ることになっていたので、13時ごろに出発した。

  

 自分一人だと時間をつぶすことっていろいろと思いつく。

 

・読書

・本屋巡り

・仕事で使う道具の調達

・昼寝

マンガ喫茶……等々

 

ただ、子ども二人を連れているとなかなかそうはいかない。狭い場所にずっととどまり続けるのが非常に困難なため、一人だった時とはまったく違う場所や内容を考えないといけない。

 

 

 今日は朝から大雨だったので公園に行けなかったから、最近廿日市にできたゆめタウンに行こうと思って出発した。走り始めて10分くらいすると、二人とも車内ですやすやと寝てしまった。自分も眠気を感じ、宮島SAに車を車を停めてそのまま仮眠。本当はカバンの中に本を2冊忍ばせていて、子どもが寝たときに読む予定だったんだけどな。まさか自分も寝ちゃうとは。

 

 ゆめタウンに到着したころには、二人とも目が覚めてテンションが上がり始めていたので、子どもを動かせるキッズスペースみたいなところを探して店の中をぐるぐる回ったんだけど、なかなか見当たらない!ようやく見つけた場所も、すでにたくさんの子ども連れがおり、しかも6畳くらいしかなくて、子どもを遊ばせておくには少し狭く感じたので断念することにした。有料のキッズスペースもあったんだけど、砂遊びがメインって感じだったから、あまり気が乗らなかった。なので、二人をカートに乗せたまま、モール内をひらすらぐるぐる…。

 コメダ珈琲でお茶しようって思ってたけど、週末はお客さんが多くて行列ができていた。もう一人大人がいたら行列にも並ぼうかなって思うんだけど、自分一人で2人の子どもを静かに並ばせる自信がなくてそれも諦め、最後に食品館でアイスを購入して3人で食べて店を出た。

 

 帰りの車の中で、「もう少し子どもが遊べるスペースを広くしてほしい!せっかく大きな敷地なんだから、どかんとキッズスペースを作った方が絶対に親子連れには喜ばれると思うのに」と思った。ただ、ゆめタウンに置いてあったカートはとてもよかった。子ども2人が一緒に乗ることができて、店の中ではストレスなく快適に回ることができた。下の子はおんぶしないといけないかなと思っていたから、すごく助かった。それも考えると、一長一短って感じだったな。

 

 

 

 ここまでブログを書きながら、「仕事で使う道具の調達」なら、子どもと一緒でもできたじゃん!と思い直す。どうして子どもと外出するから自分のことはできないって思い込んでいたのだろう…。つぶすっていう考え方をして過ごした今日がとてももったいなく思えてきた。もう少しいい時間の使い方ができたのではないか。

 「子どもと時間をつぶす」ではなくて、「子どもと時間を共有する」ことに意識を向けていればよかった。