思考の足あと~Andanteで進もう~

小学校教員。国語、視聴覚、情報、図工、生徒指導。4人の子供を育てながら、料理時々コントラバス。努力なくして成功なし!〜The only time success comes before work is in the dictionary.〜

卒業式の歌

 

 

自分の健忘録用に。

 

初めての6年生担任、歌った曲。

「最後の一歩 最初の一歩」

https://youtu.be/gTJ_lH8dBzI

 

胸をはって

かかと強く

蹴っていくよ

 

歌詞にぐっときた覚えがあります。

 

 

翌年も、6年生。

「大切なもの」

https://youtu.be/UzqqtWddWl4

 

卒業式前に、クラスの女子とギスギスしちゃったけど、これもまぁ、今となっては思い出の一つだな。当時は悲しかったけどね。

 

そして、翌年も6年生。ありがたいことです。

「次の空へ」

https://youtu.be/SZtdRCgmsAc

コロナ禍で、卒業式で歌えなかったけど、学年団で決めた曲。

「つくおき」で時短な夕食を。

最近の趣味は料理です。特に、「きゅうりの塩だれ」にはまっています。

きゅうりは、塩をまぶして板ずりをし、キッチンペーパーにくるんで冷蔵庫に休ませ、水分を少し抜いておきます。2~3本を乱切りして、シャンタンとしょう油とごま油を小さじ1ずつ。ごまを振って完成です。ビールに合うんだ、これが。ただ、時間が経つときゅうりの水分が出てくるんですよね。その場で作ってぱぱって食べるのが今の一番のおすすめです。

 

 この本と出会って楽になった

妻は子どもが生まれる前に幼稚園を退職し、専業主婦として家のことをすべてしていました。そこからいろいろな出会いがあり、マッサージ師や保育士など様々な職を経験しました。お互いが働いていると、夕方帰宅してからの時間が分刻みのスケジュールになりました。しかも、幼稚園の園長から「子どもは8時半には布団に向かわせてくださいね」と言われていたので、さらにハードルが高かったです。

 

ある日、ふらっとフタバ図書で文房具を購入していたとき、この本の前を通りかかりました。食事をどうにかして簡単にできないか、手軽においしいものを食べられないかな…と考えていたので、作り置きを「つくおき」と表現していたのがかわいらしくて、なんとなく購入してみました。家に帰ってこの本を紹介したところ、最初はいまいちの反応でした。でも、一緒に作ってみたら楽しそうじゃない?と持ち掛け、週末に料理に挑戦したことを覚えています。一番最初に作ったのは「むしどり」でした。

 

そこから、新刊が出るたびに購入して持ち帰りました。今考えると、相手にプレッシャーをかけていたのかもしれないなとも思いましたが、当時は、「お互いに楽をするにはどうしたらいいだろう…」と必死に考えていました。

 

作り置きをしていると、夕方の動きに余裕が生まれました。冷蔵庫から出して電子レンジであたためるだけ。火を使わずに夕食の準備をしたことも1日や2日ではありません。その分、子供たちとの団らんや、自分の趣味の時間に充てることができるようになり、ストレスも大いに軽減しました。

 

後日談

そのつくおきも、3年くらい続けています。妻が、朝の弁当を準備してくれるのですが、「弁当の中に冷凍食品を入れなくなった」「弁当の準備が5分で済む」「つめるだけでいいからめっちゃ楽」と言っていました。

【何を作ろうかな?】から、【何を食べようかな?】へ。

 

我が家には、ぴったりな方法でした。

 

勉強を楽しむための方略を得た!『一生使える勉強法』

 最近、2歳になる末っ子が、俺のパンツのゴムを引っ張って離し、「パシン!」と音を立てることにはまっています。
引っ張って、離す。音が出て笑う。
引っ張って、離す。音が出て大笑いする。
何気ない日常だけど、子供と大笑いできる豊かな時間をずっと過ごしていきたいなと改めて感じています。こうやって日々を記録するって大切だな。
 

勉強したことが身に付かない…

みなさんには、こんな経験がありませんか?
  • 読んだ本の内容が思い出せない
  • 仕事のために勉強したものの、成果が上がらない
  • 学校のテストでなかなか良い点が取れない
  • 時間をかけた割に、得るものが少ない気がする
僕自身も、何年にも渡って同じような思いをもっていました。読書をしても、勉強をしてても、何だか自分の中に落とし込めなくて、悩んでいました。
俺はきっと記憶力が弱いんだろう。すぐに忘れてしまって、活用できないんだよね…。でも、これは性格なのかもしれない。変えられないのかもしれない。そう思っているときに出会ったのがこの本です。

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 本を手に取ったきっかけはささいなことでした。仕事終わりにジムで汗を流し、本屋に立ち寄った時に、ふとこの本に目が留まったのです。「頭が悪いと思い込んでいる」という帯に、『自分のことを言われているのではないか?』と感じました。立ち読みをしていたのですが、文章を読んでいるうちに、『これは、家に帰ってじっくりと読みたい』と思いました。
 

特に気になったところ

目的と目標を明確にする
「何を得たいのか?」「それをすることにどんな意味があるのか?」自分で一度考えてみてください。目的をもって学習することがとても大切です。なぜかというと,目的がない勉強は中続きしないからです。
実際,ぼくもそうでした。「何か始めたい」「何か面白そう」「何かの役に立ちそう」と思って初めて見たものの,興味が続かなくてだんだんと止めてしまう。読みたかった本も,途中から「どうして読んでいるんだろう」と思い始め,ほかの本に目移りしてしまうことがありました。
しかし,「何のため?」という目的をもつことで,自分がすることやしなくてもよいことが明確になります。僕はこの本を読むときに「自分に合いそうな勉強法を3つは見つけてみよう。そしてそれを実践しよう」と決めてから読み始めました。すると,「これは合うかな?」「これはもうしたことがあるけど難しかったな」と自分なりに取捨選択をしながら読むことができました。
 
目標には必ず期限を設ける
 金川氏は「目標は,期限付きの夢である」と述べています。いつか,いつか,と思っていても,そのいつかは永遠にきません。それは,先延ばしにできると思っているからです。明日になっても,明後日になっても,そのいつかは永遠に「いつか」にすることができます。そこで,目標には必ず期限を設けることが大切であるとわかりました。
 
インプット:アウトプットの比率は3:7
どれだけインプットすればいいのか?ぼくはずっと疑問に思っていました。読んだ本はすぐに忘れるし,どんどん読んでも内容が頭の中に入っていかない。
でも,これを見たときにハッとしました。「そうか,絶対的なアウトプットが足りないんだ」アウトプットにはインプットの2.5倍の時間が必要だそうです。60分間本を読んだとしたら,140分間アウトプットとして得た知識を表出する必要があります。観葉植物でもペットでもいいと著者は述べています。自分なりに説明できるところまでアウトプットすることで理解も深まるし,忘れにくくなるそうです。
ただ,これが最も難しいんですよね。本を読むだけならいいけど,何にどう書いたらいいのか…。そこで,紹介されているのが「メモリーチェック法」という方法です。
  1. 本を読んだり,勉強を終えます。
  2. 10分間,本や参考書を見ずに学んだことを紙にバーッと書き出します。
  3. 10分間,本や参考書を見ながら,曖昧だった部分を正確に調べます。このとき,新たに調べた部分はペンの色を変えるなどするとさらに効果的だそうです。

 

これをやってみると,ぼくは,人の名前や数字を覚えることが特に苦手だということが分かりました。そうしたら,次からはその人の名前や数字に着目して時間を掛けて読めばいいということが分析できます。自分の本の読み方を振り返ることにもつながり,とても効果的な方法だと感じました。
 
視覚だけでなく聴覚も使って学ぶ
動物は,聴覚が発達しているという話から,本を読むときには視覚中心の学習になりがちだけど,聴覚を用いた学習法もありますよという提案でした。この金川氏はyoutubeで「youtube図書館」を運営されています。ぼくも,この本の解説を聞いてみたのですが,視覚から得た情報とは違う部分に興味がわいてきたり,覚えたはずの内容が忘れていることを思い出したりするきっかけになりました。学習のツールのひとつとして,耳から知識を入れることも有効だと感じました。
 

一生使えるとは

 ぼくは、この本から「勉強法を学ぶこと、そして学んだことを実際に試行錯誤することが最も大切である」を学びました。「あなたは、自分に合った勉強法をしているのですか?」と自問したとき、『自分に合っているかどうか?そんなこと考えたこともなかったな』と振り返りました。自分が過去にした学習体験から勉強法を編み出しているのですが、それが適切だからやっているわけではありません。ただ、それ以外のやり方を知らなかっただけです。そして、自分が『この勉強法でこれまで頑張ってきた』という自負が邪魔をして、効率の悪い勉強法をしてしまっていることがあるかもしれません。
 
本の中で金川さんは、次のように述べています。
「これはいいかも」「これ、やってみようかな」と感じるものがあったら、ぜひ、すぐに取り組んでみてください。
 そして、残念ながら期待していたような成果が得られなかったとしたら、それはあなたには合っていない勉強法なのかもしれません。
 ほかの勉強法の中から、同じように興味のあるものを試してみてください。
 
「一生使える」という言葉からは、その時々の環境や状況に合わせて、勉強法は変化していくものであるという金川さんの信条が読み取れます。実際に行動して、試行錯誤して、自分に合った勉強法を獲得していく。そして、習慣が付いたらまた新しい勉強法を取り入れて、さらに学びを深めていく。生涯にわたって勉強する意欲をもたせてくれる本だと感じました。