思考の足あと~Andanteで進もう~

小学校教員。国語、視聴覚、情報、図工、生徒指導。4人の子供を育てながら、料理時々コントラバス。努力なくして成功なし!〜The only time success comes before work is in the dictionary.〜

「つくおき」で時短な夕食を。

最近の趣味は料理です。特に、「きゅうりの塩だれ」にはまっています。

きゅうりは、塩をまぶして板ずりをし、キッチンペーパーにくるんで冷蔵庫に休ませ、水分を少し抜いておきます。2~3本を乱切りして、シャンタンとしょう油とごま油を小さじ1ずつ。ごまを振って完成です。ビールに合うんだ、これが。ただ、時間が経つときゅうりの水分が出てくるんですよね。その場で作ってぱぱって食べるのが今の一番のおすすめです。

 

 この本と出会って楽になった

妻は子どもが生まれる前に幼稚園を退職し、専業主婦として家のことをすべてしていました。そこからいろいろな出会いがあり、マッサージ師や保育士など様々な職を経験しました。お互いが働いていると、夕方帰宅してからの時間が分刻みのスケジュールになりました。しかも、幼稚園の園長から「子どもは8時半には布団に向かわせてくださいね」と言われていたので、さらにハードルが高かったです。

 

ある日、ふらっとフタバ図書で文房具を購入していたとき、この本の前を通りかかりました。食事をどうにかして簡単にできないか、手軽においしいものを食べられないかな…と考えていたので、作り置きを「つくおき」と表現していたのがかわいらしくて、なんとなく購入してみました。家に帰ってこの本を紹介したところ、最初はいまいちの反応でした。でも、一緒に作ってみたら楽しそうじゃない?と持ち掛け、週末に料理に挑戦したことを覚えています。一番最初に作ったのは「むしどり」でした。

 

そこから、新刊が出るたびに購入して持ち帰りました。今考えると、相手にプレッシャーをかけていたのかもしれないなとも思いましたが、当時は、「お互いに楽をするにはどうしたらいいだろう…」と必死に考えていました。

 

作り置きをしていると、夕方の動きに余裕が生まれました。冷蔵庫から出して電子レンジであたためるだけ。火を使わずに夕食の準備をしたことも1日や2日ではありません。その分、子供たちとの団らんや、自分の趣味の時間に充てることができるようになり、ストレスも大いに軽減しました。

 

後日談

そのつくおきも、3年くらい続けています。妻が、朝の弁当を準備してくれるのですが、「弁当の中に冷凍食品を入れなくなった」「弁当の準備が5分で済む」「つめるだけでいいからめっちゃ楽」と言っていました。

【何を作ろうかな?】から、【何を食べようかな?】へ。

 

我が家には、ぴったりな方法でした。