なりたい自分になるために。記憶と話題について
昨日、大笑いをしたことってどんなことだったっけ?と考えても考えても思い出せない。自分が興味をもって話をしていたはずなのに…。どうして思い出せないのか、「自分には記憶力がないからだなぁ」と考えていたのですが、駒崎弘樹さんの「働き方革命」という本を読んでいて、気づかされたことがありました。
でも、読み進んでいて、ある文で目が止まる。
— よっしー@Y.TAKEDA (@takeda109) 2019年11月9日
「自分の脳内イメージが自分を作り上げる。自分で『物覚えが悪い』と思うと、脳は、『物覚えが悪いから覚えられない』と、覚えることをやめてしまう」というところだった。
そうか、そういうことなんか!!
逆に考えれば、なりたいと思えばできるのか!
なりたい自分になれる
よくよく思い出してみると、昨日はお昼から会議だったので午前中はお休みをいただいて4人の子どもたちと一緒に過ごしました。長男は宿題に午前中いっぱい掛かっておりました。「近」という漢字をノートに書いていたのですが、しんにょうって形がとりにくいですよね。「ひらがなの『え』みたいに左下が重なるようにしたらいいよ」って伝えたら、重なった後にしっかりとしたに折れ曲がってから右ばらいをするようになってしまって『しんにょうの教え方って難しいなぁ』とつくづく感じたところです。
授業しないし、Tシャツにカーディガンを羽織って出勤しようか迷ったけど、襟のついたカッターシャツを着ることにしました。誰に何かを言われるわけではないのに、なんか仕事っていうとシャツっていうイメージを持っています。もう半袖にしているんですけどね。クールビズ最高!!
会議では、来週からのことや6月からのこと、行事をどうするのか、授業をどうするか、指導すべきこと、できることとしてはいけないことなどを検討しました。いやぁ、どれも難しい問題ばかりで、自分がこの問題にどう向き合っていくかを考え続けていく必要があると思いました。終わりの見えない話し合いって考えることが多すぎてぐったりしてしまいますよね。気づけば2時間……。
校長室での会議が終わった後に、学年の先生と「野外活動をどうしようかね」という雑談になりました。
「このコロナ禍の中ではできないかもしれない。じゃあ、学校に残って、グラウンドで焚火をしながら、星空を眺めたいね」
「だったら秋がいいですね。でも、日が暮れるのが早いから暗くなりません?」
「暗かったらグラウンドの照明をつければいいよね」
「そうしたら、焚火が見えなくなっちゃうじゃないですか」
「いやいや、焚火は暖をとるためだからね」
「スタンツをするときは照明を消してさ」
「いいですね」
「だったら、星空映画館みたいなこともしたいですね」
「子供の頃、体育館で映画を見たこともありますよ」
「体育館で家からもってきてもらったテントをはってさ」
「家庭科室でカレーをつくるのもいいですね」
「それ、すごく楽しそうです」
大笑いをしながら、ああでもない、こうでもないと話をしていきました。実現できるかどうか?と真剣に問われたら、できないと思います。でも、子どもたちのために何かしてあげたいという気持ちは持ち続けていきたいなと思いました。
ほらほら、こんなに覚えているじゃん!思い出す努力をすれば、きちんと覚えているんだよ。時間をかけてしっかりと思い出すということが自分にとっての課題です。これ、「アウトプット大全」を読んでいたときにも感じたなぁ。インプット3割、アウトプット7割。2週間で3回アウトプットすることで記憶が定着するって書いてあって、「具体的にそういわれるとすごく分かりやすい」って思ったな。
話す行為は瞬発力
こうやって書き表しているとじっくりと思い出すことができるけど、会話の中ではそれがなかなかうまくいかないんですよね。頭の中で思い出そうとすると会話が止まってしまうから、思いつくままに話すんだけど、思いつくままに話すと具体的なエピソードが出てこなくて。会話が止まった後に「そういえばこんなこともあったなぁ」と思うことが多くて、しょぼんってなります。「この話がきたらこんなことを伝えたい」って準備することが大切なのかな。みんな、話のネタって準備してから職場に来ているのだろうか……。誰にも聞けないけど。妻に聞いてみようかなって書きかけて、文章をがーっと消しました。なんか恥ずかしくなってきたので。
よし、まずは話題を選んで話す準備をしよう。「この人に会ったらこんな話をしたい!」ってあっためておこう。できることから少しずつ。なりたい自分になるために。