強みと弱みを見つけろって言われても
3年生になった長男が4月に誕生日を迎えます。以前から「プレゼント何がいい?」と聞いていたら、「トミカかな。マリオカートサーキットかな。トミカかな。スマッシュブラザーズかな。トミカかな。」と悩んでおりました。
結局決めたのは、「トミカ ダブルアクション トミカビル ( 50周年記念仕様 )」でした。初志貫徹だなぁ。子どもの好きっていう気持ちをいつまでも大切にできる親でありたいと思った今日この頃です。
自分の強みはないと言ったら、「ないなら作ればいいんだよ。それが強みになるから」と答えられてハッとした。
— よっしー@Y.TAKEDA (@takeda109) 2021年4月3日
ないなら作る
そうか、その手があったか⁉️自信のない俺は、何が強みになるのか見当がつかない
弱みを見つけるのはできる。
先日の課題は、「1年間で学びたいこと」でした。この1年間をどのように過ごしていくのか、1年後どのような自分になっていたいのか。ぐるぐる考え続けました。でもなかなかイメージがわいてきませんでした。
自分がしたいことってなんだろう。どう答えればいいんだろう…。と思いながら、自分の弱みを見つめる時間へと移行していました。
「記憶力がない」ずっと考えていたけれど、記憶が定着しないなあと思っていました。駒崎弘樹さんの『働き方革命』という本を読んでいたときに、自分にはそんな力がないと思うから自分の脳が委縮してしまうという内容の一説がありました。そのときには、運動会の打ち上げの飲み会に向かうアストラムラインの中でその本を読んでいて、本通駅を出た後に、本通を東に歩きながら『ああそうだよな』と感じて、「よし!」なんて言いながら飲み会に向かったことを覚えています。でも、そんなことも、さっきまで忘れていました。
「決断力がない」決めることから逃げてきて、自分で考えることをやめてしまっていました。この単元の学習はこれでいこう!!かなぁ。どうしようかなぁ。と一度決めたものを何度も何度も堂々巡り。家族でお出かけしたいときも、「今日、どこかに行きたいんだけど…」とやんわり伝えることしかできず、「行こう!!」とリーダーシップや強引にはできないし。
「知識が足りない」どんな指導があると思う?と聞かれても、「自分には引き出しが少ないからちょっと待ってくれる?調べてみるから。」とすぐに調べるくせがついてしまった。調べ方は上手になっていったけど、その知識を定着させて次の時には何も見ずにできるようになればいいのにね。やっぱり次もみちゃうんだよね。
強みの見つけ方
ある時、部屋でうんうんうなっている僕たちに、指導していただく先生からこんな言葉をいただきました。
「自分の弱みを見つめていても仕方がない。強みを見つけなきゃ。」
いやいやいや。それを言っちゃおしまいですよ。心の中で思いました。これまでどんだけ悩んできたか。なかなか自信がもてなくて、いつも切ない思いをしているんです。と伝えると、
「君はネガティブな考え方をしているんだね。でも、それで強みを見つけることはできないよ。ないと分かったなら答えは簡単だよ。ないなら作ればいい。もう少し言うと、自分の良さが見つからないなら、他の人から教えてもらえばいいんだよ。」
と言われました。
ががーん!!!!
衝撃的でした!!
すぐにはできないけど。作ればいいのか!
人が「いいな」と思うくらいでいいのか!
これまでの自分が、すごく理想と言うか目標を高くもちすぎていて、良さや強みも『他人とは比べ物にならないくらい』ではないといけないと思っていました。でも、他の人から「あなたって、こんな良さがあるよね」と言われたことはあります。それを強みや良さとしてもいいんだと気づきました。
僕の考える僕の強み
- 熟考する
- 人の話をよく聞く
- 几帳面
- 授業が好き
- 生徒の心を理解しようとする
- 毎朝5時に起きる
- 自分の苦手を知っている
- 変わりたいと思っている
なんだか自分を自分で認めていく作業って心がくすぐったいですね。恥ずかしいというか、こんなもんでいいのかなって不安になる。言い切っていいのか?って。
でも、みんなこんなもんなんだろうな。自分の良さや強みって、超人的な力ではなくて自慢できるところくらいなんだよ。
この考えを整理する段階を経ることで、すごく心が軽くなりました。卑下する必要なんてない。自分は自分の人生の主役だ。