思考の足あと~Andanteで進もう~

小学校教員。国語、視聴覚、情報、図工、生徒指導。4人の子供を育てながら、料理時々コントラバス。努力なくして成功なし!〜The only time success comes before work is in the dictionary.〜

広島のお盆は、カラフルだ。

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こんにちは。毎日暑い日が続いていますね。

 

そもそも、お盆って何?

「昨年は15日から新婚旅行へ行ってしまったから、お盆に親戚の家に行くことができなかったね。」
奥さんとこんな話をしながら、今年の夏は両親の家に行ってきました。

確かに去年は、15日の早朝にここを出発して関空まで行ったなぁ。
あれからもう1年間たったんだ。長いようであっという間の1年でした。
こんなふうに長いようで短い年を何度も何度も重ねていくことができたら、自分の人生は充実してるんだろうね。

 

さてさて、まず向かったのは奥さんの実家。

お墓参りをするのを忘れちゃいけないから、到着して早々にお墓へ行きました。
ろうそくに火をつけて、線香をたいて、手を合わせて。


って、これ、いつもと変わらなくない??お盆独特の何かがあるもんじゃないの?
あれっ、お盆ってどんなことをするもの??

 

今まで全く違和感なくこなしてきたこのお盆の行事だったけど、よくよく考えてみるといつも通りすぎる気がする。
(その時も考えなかったけど、こうやって日記をつけながらおかしさに気付いたところです)

どういうことだ・・・・・と思って、

 

ちょっと調べてみると

お盆(おぼん)は、太陰太陽暦である和暦(天保暦など旧暦という)の7月15日を中心に日本で行なわれる、祖先の霊を祀る一連の行事。

 

お盆 - Wikipedia

とあった。やはり、他の地域ではこんなことをしていたのか。ただ、広島に住んでこのかた二十数年、迎え火や送り火なんて見たことがない。

 

 

盆灯篭って広島だけなのね…

この地域ではお盆ではお盆らしいことをしてないのかなと思って、もう少し調べてみるとこんな文章にたどり着いた。

 

盆燈籠(ぼんとうろう、ぼんどうろう)とは、日本のお盆の時期に、墓に供える燈籠型の飾り。「盆灯ろう」「盆灯篭」などとも表記する。特に安芸地方(広島県西部)に特徴的な風習であるが、香川県中西部でも行われる。
機能としては卒塔婆に相当するもので、盆の時期に墓参りを行う者がその墓の周囲に立てる。親族がそれぞれ持ち寄るため、1基の墓の周囲に何本も立てられることも多いので、燈籠の1面に「上 ○○」のように寄進者の名を記すことも一般的である(「上」は「献上する」の意)。盆の時期が過ぎると寺院側で撤去され、焼却される。

ただし、そもそも浄土真宗は「お盆だからといって特別な飾りや行事はしない」という宗派であり、卒塔婆を立てることはしない(迎え火・送り火もなく精霊棚もない。お供えは霊にではなく如来に捧げるものとしている)。

 

お盆 - Wikipedia

 

 

これこれ!!お盆の時に見るのはこの盆灯篭だよ!!
そういえば、福岡の大学に行っていた時には、お墓の周りに灯籠は1つも立ってなかったな。これは広島だけの特別な風習だったんだね。
なるほど納得。

 

奥さんの実家ではお昼ご飯と晩御飯をいただき、満腹な状態でおうちに帰りました。
昼間からビールを飲ませていただき、なんだか不思議な気分でした。

 


翌日は、昼間に僕の母方の祖母の家に行き、夕方から父方の祖母の家に行きました。
たくさん親戚に出会うことができたし、きちんとお墓にお参りすることができてよかった。

 

夏休みもあと10日あまり。
しっかりと満喫して、9月からの仕事に気持ちを切り替えなくっちゃ!!!